Browse By

小出記念日本語教育学会 ワークショップ3回連続企画【2025年度】


小出記念日本語教育学会では、2025年度(2025年4月1日から2026年3月末日まで)に、会員限定のワークショップを3回(各回2時間程度)開催します。会員は、すべてのワークショップの参加費が無料です。後日、それぞれのワークショップについて、会員のメーリングリストから参加に必要な情報をお送りします。

本学会は一般・学生ともに年会費は4,000円です。指定された期日までに入会していただければ「会員」扱いとなり、3回とも無料でワークショップに参加していただけます。

この機会に非会員の方々に入会していただくようお誘いいただければ幸いです。

【2025年度 第1回(第20回)ワークショップ:オンライン開催】

日時:12月18日(木)19時から20時半までの1時間半

タイトル:入門者向け統計シリーズ 相関係数と回帰分析

講師:斉藤信浩 氏(創価大学文学部教授)

定員:50名(先着順)

内容:漢字テストの得点と読解テストの得点には、何か関係があるのだろうか。学習歴の長さと聴解力は何か関係があるのだろうか。このような、2つのデータに関係があるのかどうか、それを探るのが「相関係数」と「回帰分析」です。統計ソフトを使用せず、Excelの関数の機能だけで、相関係数と回帰分析を学習していきます。使用するPCのOSはWindowsでもMacでも構いませんが、OfficeのExcelが入っている必要があります。統計のゼロ初級からで結構ですので、気軽にご参加ください。

【2025年度 第2回(第21回)ワークショップ:オンライン開催】

日時:2026年1月24日(土)13時から16時までの3時間

タイトル:日本語スピーキングテストの評価トレーニング -STARを利用して-

講師:ボイクマン総子 氏(東京大学)
   根本愛子 氏(東京大学)
   松下達彦 氏(国立国語研究所/総合研究大学院大学)

定員:30名(先着順)

内容:プレースメントテスト(PT)のためのスピーキングテストSpeaking Test of Active Reaction(STAR)の判定基準(ルーブリックとベンチマーク音声)を利用して、日本語スピーキングテストの評価トレーニングを行います。参加者がスピーキングテストの判定基準を適切に作成し、それに従って判定できるようになることによって、各教育機関でのスピーキングテストの実施を促すことが可能になります。ぜひご参加ください。

【2025年度 第3回(第22回)ワークショップ:ハイブリッド開催】

タイトル:日本語学習支援者に対する研修のあり方 ―留学生のための日本語相談室「学生アドバイザー枠」の応用可能性を考える―

講師:任ジェヒ 氏(立教大学 日本語教育センター)
   小松満帆 氏(立教大学 日本語教育センター)

定員:40名(先着順)(対面・オンライン 各20名)

対面開催の場所:立教大学 池袋キャンパス8号館 8503教室

内容:日本語学習支援者に対する研修のあり方を一緒に考えてみませんか。このワークショップでは、日本語教育を専門としない大学生と大学院生が留学生の日本語相談を受ける日本語相談室の内容を報告し、参加者それぞれの現場での日本語学習支援者に対する研修への応用可能性を探っていきたいと思います。地域日本語教室の日本語学習支援者、それを支援する日本語専門家、多様な現場でのお話を共有し、共に考えてみませんか。皆さま、ぜひお気軽にご参加ください!