1995 No.04
日系人の日本社会適応 一日本語能力上級留学生の場合一

和田晃子


1.はじめに

 出入国管理及び難民認定法が改正されてから、就労目的で来日する日系人が、かなり増加してきた。日系人は、改正前は一般外国人と同じように入国稀査を受けなければならなかったのだが、現在は3年の期限こそあるが、「日本人の配偶者」か「定住者」資格で在留が可能になったのである。南米出身の中では、特にブラジル・ペルーからの出身者数が顕著である。ブラジルの場合、他の南米の国々に比べ、日本在住・ブラジル在住の日系人数も群を抜いて多いため、必然的に注目や関心も集めることになり、既にブラジル国内や日本国内での調査もされている。山中(1993)の、群馬県大泉町などの日本国内のブラジル人コミュニティーのフィールド調査などが、それである。一方、最近は、日系人の滞日年数が長くなるにつれて、就労者自身の日本語教育の問題だけでなく、就労者子弟の日本語教育・li砒諮教育もとりあげられてきている。

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日系人の日本社会適応 一日本語能力上級留学生の場合一 - 和田晃子

The Adaptation of NIKKEI to Japan -The Case of Advanced Japanese Speaking Overseas Students- - WADA, Akiko