1995 No.04
学習行動と認知と学習素材

柳沢好昭


 コンピュータをはじめとする情報機器の開発,普及はいろいろな学習素材の再検討をうながす。とともに,学力観,能力観,学習者と教師の関係,教師の役割,学習の形態等の新しい可能性を探る機会を与える。
 筆者は,日本語学習における情報処理システム,システム要素間を結びつける過程.外界情報を受容する感覚システムの検討により情報処理システムの特徴に関する考察を行っているが,本科l告は、その一環として.共創学習,日常の様々な状況下での日本語学習者による生活情報の能動的処理,新情報機器であるコンピュータによる学習素材の作成,という三つの観点からサンプルを作成し学習行動における認知について考察を試みるものである。以下に.基本的な考え方及び作成したサンプルについて述べる。なお,試行は今年度中に行う予定である。

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学習行動と認知と学習素材 - 柳沢好昭

Learning, Recognition and the Material - YANAGISAWA, Yoshiaki