1994 No.02
教室場面における談話の構造
横須賀柳子
1.はじめに
授業の評価は、教師、学習者の両方の立場から語られることが多いが、「今日の授業はよかった、おもしろかった」というように主観的な感想の域を越えていないのが現状である。従来、英語においてはSinclair&COulthard(1975)をク巳服けに教室場面での談iiFの分析についての研究がなされている(Long&Sato 1983, Coulthard 1985,Das 1987)カヘ日本語ではまだその数は少ない。(Kubota 1982)
本発表では、授業の流れを形成している郷舌の柵造をSinclair&Coulthard (1975)の用いた分析方法に基づいて客剛酌に分析し、教師と学習者間のインターアクションの実態を明らかにすることを目的とする。
Discourse Structure in Classroom Situation - YOKOSUKA, Ryuko