2002 No.10
OPIにおける韓国語話者の「の」の使用と習得

坪根由香里


要旨

 本研究は韓国語話者のOPIデータを用いて、準体助詞「の」について自然発話での使用状況を調査し、その習得順序を探るものである。
調査の結果、本稿で提案した習得l順序は、1. の代用語、の名詞化、2. のだ(説明告白、説明教示)、のだが前置き3-1. のだが(終助詞、逆接)、3-2. のではないか(椎il1ll、主張)、4-1. のか説明求め、のだ強調、4-2. のだ感嘆、のか(自問、疑問)、というの(一般化内容)のではないスコープ、であった。その他、①上のレベルに行くほど使用カテゴリー数が増加、②上級上段階から「のだ」「のだが」の使用増に伴い全体の使用数が急増、③「のだから」は最も 習得困難、ということがわかった。

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OPIにおける韓国語話者の「の」の使用と習得 - 坪根由香里

Korean Speakers' Use and Acquisition of NO as Observed in Oral Proficiency Interview Data - TSUBONE, Yukari